小学校の歯科健診に行きました。
先日、小学校の歯科健診に行きました。
毎年この時期になると、小学校に参ります。かわいい子供達に会えるのはとても楽しみです。
昔は、６００名を越える児童がいましたが、昨今は少子高齢化の波にのまれ、２２０名を数える程になりました。寂しい限りでこれからの日本のことを思うと心配になります。
歯科健診において、最近の児童たちの口腔内の特徴としては、柔らかい食物や噛む回数が少なくなっているせいか顎が小さくて永久歯がうまく並ばない、不正咬合になってしまっている児童が多いです。虫歯に関しては、全くない子と多い子と二極化の傾向があります。虫歯をそのままにしておくと歯並びに影響を与えるだけじゃなく、心身の成長にも少なからず影響を及ぼします。
学校から要治療のお知らせを貰ったら、治療をお願いします。歯並びに関しても、まずは相談していただきたいと思います。矯正治療は、発育、成長と関わりながら治療をしていくので、相談へ行ったらいきなり装置を取り付けると言うものではありません。まずは、きちんと診断を行い今後の治療計画を立てます。矯正治療は自費治療となるため納得してから行う事が良いと思われます。
当院では、残念ながら矯正に関しては現在専門の医師がいないため、大学病院へ紹介しています。
