GCセミナー講演会その2
前回の続きです。
3番目の講師は、山口朱見先生です。先生は「歯科衛生士が気付き対応する高齢患者の口腔機能低下」という演題で講演されました。
歯科衛生士が、問診する時に、観察、聞き取りし、訴えから状態を見ていきますが、
何か変?!と思うことに注意してみるのが肝要というお話でした。
早速うちのスタッフに伝えます!直観的な事や、経験からくる違和感は大切ですね。
4番目に登壇したのは、平野浩彦先生です。先生は、東京都健康長寿医療センター病院
歯科口腔外科部長を務めています。いろいろな認知症患者さんへの対応を話されました。その中でも。「木を見て森を見ず』的な視点にならないような心掛けが必要。さらにその「森」がどんな季節なのかも視野に入れて、と話していました。
最後に、フランスで始まった「ユマニチュード」の話をされました。それは、認知症患者さんへの対応を「見る」「話す」「触れる」「立つ」という順序で行っていくと、今まで上手くいかなかった患者さんが術者の思う通りに協力的になっていくものでした。
「ユマニチュード」と、私は初耳でしたが、隣にいた愚息は、なんと詳しく知っていました。若い先生は、新しい知識を持っているなぁ、とちょっと愚息を見直しましたが、自分もまだまだ負けてはいられないと勉学意欲が湧きました!!このような講習会に時々出て、新しい知識を持って頑張りたいと思います。